歴猫の八兵衛・放浪記  飼い主の影響で旅するにゃ

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軍師:黒田官兵衛を知ろう!

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

 

『播磨物語』

 

NHK大河ドラマが始まる前にこの本を読んだ。
官兵衛の本は何冊も出ていたが、司馬遼太郎の地元・播磨の描きかたが気になってこの本に決めた。
あっという間に、4巻まで読み終えてしまった。
この中に、田舎の一武士が世の中を見る力の付け方と。
貧しくても、凛として生きる黒田家の生き方がありありと伝わってくる。
また、人との繋がり、親子関係・上下関係・親戚関係・友人関係・交際関係が
いかに、大切で、いかに、強くて、いかに、苦しくつらいものになりえるか。
それでも、葛藤しながらベストを尽くし、関係を大切にする官兵衛が描かれている。
それは、現代でも同じ。
無能な上司にいらいらするサラリーマン。
家の跡継ぎを嫌々している自営業のお兄さん。
親友に裏切られてどん底なお姉さん。
やりたいことが出来ずにやり場のない気持ちの少年。
すべてを体験した官兵衛は、きっと最後は穏やかに眠りにつけているはず。
是非、今のどうしようもないつらい環境を乗り越える力をこの本で見つけてみては?

昔の人よりは、まだ自由なんだから・・・きっといい方向見つかると思う。

ドラマでは、描けてない官兵衛の軍師となる前のダメ男が自分の得意を伸ばして城主となる力を身につけていったかが詳細に描かれている。わくわくする話!

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

 
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